AWStatsとクエリストリング
WordPressを使い始めて気づいたのですが、デフォルト設定のAWStatsは、URLに付加されたクエリストリングを無視してアクセスを集計するようになっています。例えば、
http://www.example.com/?p=foo
というアクセスは、
http://www.example.com/
へのアクセスとしてカウントされます。当然の振る舞いのようにも思いますが、クエリストリングが付いている時に全く別の内容が表示される場合は、できれば別々にカウントして欲しいですね。そういう時は、コンフィグファイルのURLWithQueryという項目を設定するといいようです。デフォルトは0になっているのでこれを1にします。
URLWithQuery=1
ただし、特定のパラメータに関してはデフォルトどおり無視してほしい場合もあります。その時は、URLWithQueryWithOnlyFollowingParameters、もしくはURLWithQueryWithoutFollowingParametersという項目のどちらか1つもいっしょに設定します。例えば、
http://www.example.com/?p1=foo&p2=foo
http://www.example.com/?p1=foo&p2=bar
http://www.example.com/?p1=bar&p2=foo
http://www.example.com/?p1=bar&p2=bar
こんな4つのURLへのアクセスがそれぞれ1回ずつあった場合、
URLWithQueryWithOnlyFollowingParameters="p1"
と設定すると、
http://www.example.com/?p1=foo
http://www.example.com/?p1=bar
という2つのURLへのそれぞれ2回ずつのアクセスとカウントされます。
URLWithQueryWithoutFollowingParameters="p1"
と設定すると、
http://www.example.com/?p2=foo
http://www.example.com/?p2=bar
という2つのURLへのそれぞれ2回ずつのアクセスとカウントされます。
両方の項目ともスペースで区切ることによって、複数のパラメータ名を設定できます。例えばこんな感じです。
URLWithQueryWithOnlyFollowingParameters="p1 p2"
ちなみに、このURLWithQueryWithOnlyFollowingParametersとURLWithQueryWithoutFollowingParameters
を同時に設定すると、エラーが出て動きません。「どちらかが優先される」とかではないようです。