Linuxでファイルサイズを0にする

2008.06.09  |  Linux

今回は、最近いろいろとさわる機会の多かったLinuxの話です。

大きくなったログファイルなどを、一旦クリアしてしまいたい時ってありますよね。rmしてtouchとかでもできなくはないですが、パーミッションを設定し直したりしないといけなかったりするので、あまりスマートな方法ではなさそうです。こういう時、普通はどうするのかなと思って調べていたら、こんなページが見つかりました。

ファイルを空にする – 揮発性のメモ
http://d.hatena.ne.jp/iww/20071007/cat

$ :> foo.log

おお、こんなやり方があるんですね。知りませんでした。しかし、このスマイリーみたいな:>の意味が分かりません。とりあえず、試しに目と口の間に(笑)スペースを入れてみます。

$ : > foo.log

これも先ほどと同じ結果になりました。ということは:>は別々のようです。>はリダイレクトですが、では一体:ってなんなのでしょうか? 記号ってほんと検索しにくいのですが(笑)がんばって調べてみると、こちらのページ曰く、何もせず,0を返すということだそうです。ということは、こんなのと一緒でしょうか?

$ echo > foo.log

と思ったら、ファイルサイズが1バイトになってしまいます。テキストエディタで開くと、改行が一つ入っていました。こういう時は

$ echo -n > foo.log

-nオプションを付けるといいようです。このあたりで気づいたのですが、これでもいいようです。

$ > foo.log

シンプル! 勉強になりました。ちなみに普通はこうするらしい。

$ cp /dev/null foo.log

まあそうですよね。たぶんこれが一番安全です。

[追記]
こちらのサイトも参考になると思います。

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