電王戦リベンジマッチ
第2回将棋電王戦、船江恒平五段vsツツカナ戦のリベンジマッチが、12月31日大晦日に行われます。
電王戦リベンジマッチ | ニコニコ動画
http://ex.nicovideo.jp/denou/revenge/
大晦日はこれを見て過ごすことに決定しました(笑)。
第2回将棋電王戦、船江恒平五段vsツツカナ戦のリベンジマッチが、12月31日大晦日に行われます。
電王戦リベンジマッチ | ニコニコ動画
http://ex.nicovideo.jp/denou/revenge/
大晦日はこれを見て過ごすことに決定しました(笑)。
単純に石を順番に碁盤の上に並べていくことができるだけの、「ただの碁盤」を作ってみました。
ただの碁盤 – オンライン囲碁ゲーム COSUMI
http://www.cosumi.net/mobile/goban.html
COSUMIに再利用できそうなコードがたくさんあったから作ってみました。というか、COSUMIで使っていたコードを削り倒しただけです。友達が「囲碁のルールを教えて」って言ってきたけど、手元には囲碁アプリなんか入っていないタブレット端末しかないって時にでも使ってみてください。
Flash版は無し。HTML5版のみです。使える時がかなり限定される、機能の少なさですが、これ以上作り込む気はありません。
COSUMIの9路盤に、対局条件が定先のレベル0を追加しました。
オンライン囲碁ゲーム COSUMI
http://www.cosumi.net/
「9路盤はレベル1でもそこそこ強いです。ルールを覚えたばかりの方は、5路盤から順にやってください」っていうのが、COSUMIのスタンスなんですが、「初心者は9路盤から」(多くの場合、その意味は「初心者は小路盤から」のような気もしますが…)と他の人に言われているからか、ルールがあやふやな状態でも9路盤から始める人が多いように感じたので、それに対する簡易な対策です。
この9路盤のレベル0では、8路盤以下と同様に悪手の指摘をするようにしましたが、はっきり言って精度が悪いです(この辺りのこともあるので、初心者の方には8路盤以下をしていただきたかった/していただきたい)。そしてサーバ的にもめちゃくちゃ重いです。精度に関しては、今後の課題とさせてください。今はwin rateの推移を見てるだけって感じなんですが、何目ぐらい損したかって観点も絡めないと、どうも不自然になってしまいますね。
COSUMIをスタートさせてから、今日で5年になります。
オンライン囲碁ゲーム COSUMI
http://www.cosumi.net/
この5年間の、1日あたりのCOSUMIが負けた数の推移はこんな感じ。
中央付近で0になっているのは震災の時に一時止めてたからで、最後のほうでぐっと伸びているのは19路盤をメインの対局ゲームに統合したからです(メインの対局ゲームの負けた数しか数えていません)。この数が増えていくのが、私にとって一番うれしいことです。なので、これからもみなさんどんどん負かしてください(笑)。トータルでは今現在4,620,131敗です。ものすごい数ですね…
当然のことながら、COSUMIが打っている手の数もものすごいことになっていて、1日あたり約1,900,000手ぐらい。平均して、79,167手/時間、1,319手/分、22手/秒(!)ぐらいになりますね。以前から漠然と思っていたのですが、今までGNU Goが生成した手(これを正確に定義するのはちょっと難しいんですが…)のほとんどは、「COSUMI上で」ではないかなと思っています。もしそうだとすれば、COSUMIは「GNU Goというすばらしいソフトを世に広めるのだ」と作り始めたサイトですので、こんなにうれしいことはありません。
COSUMIを最初に作っていたのが、本当に昨日のことのようです。もちろん、あの時は5年後にまさかこんなにたくさんの人に遊んでもらえるようになるとは思っていませんでした。どちらかというと、あの時はウェブサイトが完成しない可能性を心配していたのですが…(笑) 今まで、COSUMIで遊んでくださった方々、本当にありがとうございました。すばらしいソフトウェアをこんなに自由なライセンスで公開してくださっている、GNU GoとFuegoの開発者の方々にも改めてお礼申し上げます。あと5年はCOSUMIを続けていると思うので、その時どうなっているのか今から楽しみです。
[以後の関連記事] : COSUMI 10周年
[以後の関連記事] : COSUMI 15周年
ここ連日、ponanzaが将棋倶楽部24に出現中です。そして、その様子を開発者の山本さん、およびその他大勢の豪華ゲストでニコニコ生放送されています。
将棋中継コミュニティ-ニコニコミュニティ
http://com.nicovideo.jp/community/co2030073
はっきり言って、お金取れるレベルの面白さです。今度、渡辺竜王(!)が来るなんてとんでもない話まで出ていました。今日も午後3時からやるそうです。
ponanzaは将棋倶楽部24の最高レーティングを更新しました。昨日の対局から、一手紹介したいと思います。対shogigoki戦、40手目後手3九馬!
本日、5月3日から第23回世界コンピュータ将棋選手権が開催されます。
第23回世界コンピュータ将棋選手権
http://www.computer-shogi.org/wcsc23/
今年の見どころは、
<一次予選>
1.Floodgate で大活躍!「NineDayFever」は、選手権でも活躍するか?
2.今年こそ参加するか?「N4」(旧:大将軍、一昨年前のオープン戦で大暴れ!)
3.芝浦将棋の流れを汲む「芝浦将棋Jr.」はどこまで活躍するか?
4.女流棋士2名参加の「メカ女子将棋」は台風の目になるか?
<二次予選>
5.二次予選から登場するシード組は、レベルの違いをみせつけるか?
6.昨年新人賞を獲得した「Sunfish」は初の決勝進出なるか?選手権直前のイベントで活躍した「Apery」はどうか?
7.昨年は二次予選で苦杯をなめた元祖「Bonanza」は巻き返しなるか?
<決勝>
8.2000-2001年以来連覇はないが、「GPS将棋」の連覇はなるか?
9.「激指」「YSS」など優勝経験プログラムの活躍は?
10.昨年、上位プログラム「ツツカナ」「ponanza」「習甦」は、今年も優勝争いを盛り上げるか?!
とのことです。
去年は、「長い将棋の歴史上、最高の棋譜が見れるかもしれないイベントです」と書きましたが、今年は、「長い将棋の歴史上、最高の棋譜が見れるイベントです」としておきます。とりあえず個人的な興味は、GPS将棋の上を行くソフトがあるのかどうかでしょうか?
[追記 2013/5/6]
今年の優勝はBonanza。衝撃的な(そして感動的な)結末でした。世界コンピュータ将棋選手権が今後、何年、何十年続くのかは分かりませんが、いつかこの大会が無くなる時に、みんながその長い歴史を振り返り、「ああ、ここがハイライトだったね」と口にする、そういう瞬間だったと思います。現在のコンピュータ将棋の発展の、多大なる貢献者である保木さんの手に、優勝が転がり込んできたのは良かったんじゃないでしょうか?
個人的に感動したもうひとつの対局が、同じく決勝7回戦のYSS対習甦戦。そこまで決勝未勝利だったYSSが最後に意地の1勝を挙げました。YSSは22回連続の決勝進出(!)だそうで、山下さんの続けてこられた努力には、ただただ頭が下がるのみです。
「コンピュータは名人を越えたのか?」というのが、今年の大会の大きなテーマだったと思いますが、うーん、やっぱりもう超えてるかな? Bonanza対渡辺戦というリベンジマッチを、ぜひ番勝負で見たいですね。
COSUMIのHTML5版ではjQueryを使用しているのですが、先日正式にリリースされたバージョン2.0に切り替えました。
オンライン囲碁ゲーム COSUMI
http://www.cosumi.net/
jQueryは現在、1.9系と2.0系という2つの系列があって、1.9系が通常版で2.0系がIE6~8に非対応なスペシャル版的な位置付けになっているんですが、COSUMIのHTML5版はもともとIE6~8では動かなかったので、割り切って2.0系を使い始めることにしました。たぶん、なんの問題も発生しないと思いますが、なにかあってもすぐに直せると思います。
COSUんでばかりではつまらないので、昨日はGUZUんでみました。
ついに明日23日から、第2回将棋電王戦が始まります。
第2回将棋 電王戦 HUMAN VS COMPUTER | niconico
http://ex.nicovideo.jp/denousen2013/
もう本当に本当に楽しみです。一応、私も結果を予想しておきます。プロ棋士側はひねった事をやるつもりはあまりなさそうなので、コンピュータの4勝1敗でどうでしょうか?
昔、橋本崇載八段がTACOS相手にふざけてたら(笑)、そのまま負けそうになったことがありましたが、あの時負けなくてほんと良かったですね。もし負けてたら、その後、人間対コンピュータの将棋対決がこんなに盛り上がることもなかったでしょう。
[追記 2013/3/23]
第1局は、阿部光瑠四段の勝ちでした。もうなんか完勝でしたね。この第1局がプロ棋士が勝つ確率が一番高い対戦かなとは思っていたのですが、とはいえ、コンピュータがひとつ負けたので、もう私の予想は外れそうです…
[追記 2013/4/2]
第2局は、ponanzaの勝ち。歴史的な対局となりました。ただ、コンピュータが勝ちはしましたが、私はコンピュータを過大評価し過ぎてたかなと、思わせられた対局でもありました。57手目の5四歩あたりは、「この形は絶対コンピュータは負けない」と思っていたのですが、その後かなりあっさりと形勢を損ねてますし…
[追記 2013/4/7]
第3局は、ツツカナの勝ち。184手の大熱戦でした。ここまで3局のコンピュータの印象は、序盤は思ったよりはしっかりしているけど、中盤・終盤は意外と頼りない感じ。完璧に指せてはいませんよね。
[追記 2013/4/14]
第4局は、なんと持将棋。まあすごい将棋でした(笑)。ちなみに、ここまでの4局、スーツ無敗、和服全敗らしいです。こういうのって、完全にただの偶然ではないのかもしれませんね。
[追記 2013/4/21]
第5局は、GPS将棋の勝ち。第5局まで来て、初めてコンピュータが気持ちよく勝ちました。三浦先生の出来が特に悪かったとかではなさそうなので、非常に価値がある勝利だと思います。最終的な結果は、コンピュータの3勝1敗1分けとなり、私の予想はちょっぴり外れました。というか、これは当たりませんね…(笑)
今現在のコンピュータと人間の棋力の関係を、私個人の感覚で書かせてもらうと、
GPS将棋は三浦八段に8割ぐらい勝てる。
だとすると、GPS将棋・羽生三冠・渡辺竜王あたりが実力いっしょぐらい。
もし、今現在GPS将棋より強いソフトが存在するのであれば、すでにコンピュータは人間を超えている。
そうでなくても2年後には、確実にコンピュータは人間を超える。
こんなものではないかと思います。今回の結果を受けて、ゴールデンウィークに行われる、世界コンピュータ将棋選手権が、がぜん面白くなってきたんじゃないでしょうか? 今回プロ棋士に勝ったソフトが予選落ちとか、本当にありえますからね。しかし、もしこれが第三回電王戦の出場資格決めるものなのであれば、決勝は8ソフトではなく10ソフトぐらいの総当りがいいように思います。なんとかなりませんかね?
第三回電王戦には、羽生先生・渡辺先生に必ず出ていただきたいです。もし出ないとなったら、さすがにそれは将棋連盟に学習能力が無いと言わざるを得ません。いまさら言っても遅いですが、毎回3年ぐらい遅いんですよ。プロ棋士がコンピュータをぼこぼこにするのも見ていて面白いと思うんですけどね。囲碁には同じ轍を踏んでいただきたくないですが、まあこっちは海外にもプロ組織があったりして、話がいろいろと違ってくるかもしれません。
今日と明日の2日間、第6回UEC杯コンピュータ囲碁大会が行われます。
第6回UEC杯コンピュータ囲碁大会
http://jsb.cs.uec.ac.jp/~igo/
主な参加ソフトは、Zen、Crazy Stone、Pachi、Aya、The Many Faces of Go、Nomitan、MP-Fuego Prototypeあたりでしょうか? 優勝と準優勝したソフトは、来週水曜日に行われる第1回電聖戦で石田芳夫九段と対局することになっていますので、かなり注目です。
明日午後からのみのようですが、ネット配信もあります。
USTREAM: 第6回UEC杯コンピュータ囲碁大会: 2013年3/16(土), 3/17(日)の二日間にて第6回UEC杯コンピュータ囲碁大会を開催します。
http://www.ustream.tv/channel/%E7%AC%AC6%E5%9B%9Euec%E6%9D%AF%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E5%9B%B2%E7%A2%81%E5%A4%A7%E4%BC%9A
[追記 2013/3/18]
優勝はCrazy Stone、準優勝はZenでした。明後日は何子で打つんでしょうか? できたら3子がいいな…
[追記 2013/3/19]
今日、こちらのページに明日の電聖戦は3子でやると、一度出てたと思うんですが、今見ると3月20日午前ハンデ確定
になってますね… でもまあ3子なんじゃないかと思います。
[追記 2013/3/21]
結局、一局目のZenは4子、二局目のCrazy StoneはZenが勝ったら3子で負けたら同じく4子という条件でスタートし、Zenが負けてCrazy Stoneが勝ちました。なんか「コンピュータソフト開発者側から3子はきついみたいな話が出て、とりあえず4子からにした」みたいなことを言われてましたが、賞金がでる対局でそういうことはあまりやらないほうがいいと思います。あと対局条件はそろえた方が良かったのでは? もし今回、Zenが勝ってCrazy Stoneが負けてたらと思うと、ちょっとそれは…
Zen vs 石田芳夫九段 (白中押し勝ち)
Crazy Stone vs 石田芳夫九段 (黒3目勝ち)
COSUMIの囲碁対局ゲームで、1局目の自分の石の色が、ページをリロードなどしない限り、2局目以降もずっと続いたり、1局目で白番が当たった後、8路盤以下や置き碁など自分が必ず黒番になる対局を行おうとするとエラーが発生してしまうバグを修正しました。
オンライン囲碁ゲーム COSUMI
http://www.cosumi.net/
このバグは、Flash版では先日19路盤をメインの囲碁ゲームに統合した時から、そしてHTML5版では最初からずっと(←おいっ!)あったようです… ほんとひどいですね。ごめんなさいです。
第2回将棋電王戦のプレイベントとして、すごい企画が行われます。
人類vs最強将棋ソフト 第2回将棋電王戦開催記念イベント | niconico
http://info.nicovideo.jp/gpsshogi100/
絶対勝てないってこともないはずですが、宣伝としてはそう高いわけではないということでしょうか? とはいえ、5日もやるのはさすがにちょっと危険では…
[追記 2013/3/22]
結局3人が勝って計300万ゲットとなったようです。主催者側はたぶん負けないと思っていたらしい…
一昨日、COSUMIのメインのサーバを新しいのに交換しました(変えたとたん、ハードウェアの障害でさんざんでしたが、たぶんもう大丈夫です)。
オンライン囲碁ゲーム COSUMI
http://www.cosumi.net/
新しいサーバは、「さくらの専用サーバ」のエクスプレスG2シリーズの一番高いやつ。Xeon E5-2670が2発のモンスターマシンで、/proc/cpuinfoがすごいことに…(笑)
$ cat /proc/cpuinfo | grep processor | wc -l
32
COSUMI的な性能は、以前のと比べて2.5倍ぐらい。今回のサーバは5代目なんですが、初代との比較なら100倍(!)ぐらい速いんじゃないでしょうか?
なぜここまでのスペックが必要になったかというと、それはもうすべて9路盤Level5のせいです(笑)。さすがにちょっと調子に乗りすぎました…
今までは専用サーバ1台、VPS4台だったんですが、これからは専用サーバ2台でやっていく予定です。
ごめんなさい。今のところ、いつ復旧できるかわかりません…
[追記 2013/2/6 9:30]
復旧しました。5日22時ぐらいから6日9時15分ぐらいの間止まってました。サーバのハードウェアの障害です。また今夜メンテナンスで少し止めます。
[以前の関連記事] : タモリ倶楽部がCOSUMIにたくさんの人を連れてきてくれたかもしれない
この手の話大好きなので、またさせて頂きます(笑)。
一昨日の13日、TBS系列で放送されているテレビ番組「情熱大陸」で、井山裕太五冠が特集されていました。事前に井山先生が出演されるのを知っていたので、とても楽しみにしていたのですが、放送終了後すぐに、こちらもちょっと楽しみにしていた(笑)COSUMIのアクセス状況を確認したんです。
オンライン囲碁ゲーム COSUMI
http://www.cosumi.net/
いやー、びっくりしましたよ。Google Analyticsのリアルタイムのアクティブユーザーが300オーバー!(200オーバーはちょくちょく見るのですが…) ただ、通常はこの数字が200を超えるとサーバ負荷が危険な状態になるので大急ぎで確認しましたが、そっちはぜんぜん大したことはなかったです(これは対局している人が多くないことを意味します)。そして、10分そこらでまた200を切ってました。普段は決して多くないトップページや囲碁のルール解説のページへのアクセスが、とても多かったですね。
13日~14日のアクセスの推移です。もう一目瞭然です。
あと、1日単位で見たアクセス数で14日(13日ではなく)が過去最高でした。これについては、今回の放送との関連がいまいちはっきりしません。
COSUMIは数ある囲碁関連サイトの中のひとつにしか過ぎないわけで、そう考えるとなんかすごいですね。NHK杯だとかヒカルの碁だとかではなく、いつもは囲碁の話が出てこないテレビ番組で囲碁の話が出てくると大変なことになりやすいようです。
[追記 2013/1/15]
14日のアクセスが多い理由、今気づきました。大雪の影響です。まず間違いありません。COSUMIは以前から台風の日にアクセスが多い傾向がありましたが、それと同じことだと思います。ちなみに、今までで一番アクセスの多かった日は去年の9月30日だったのですが、この日も台風だったようです。
[追記 2013/1/16]
昨日書き忘れましたが、14日のアクセスの多さが大雪だったからだと気づいたのは、パズドラが(おそらく大雪の影響で)ダウンしたというニュースを見たからです。暇つぶし系は、基本的にどこもこういう傾向があるんだと思います。
[追記 2013/1/22]
井山先生は、先週金曜日のNHKのニュースウオッチ9でも特集されていたようです。
史上初 囲碁六冠に挑む | NHKニュースウオッチ9 ピックアップ
http://cgi2.nhk.or.jp/nw9/pickup/index.cgi?date=130118_1
ということで、18日~19日のアクセスの推移です。
情熱大陸ほどではないですが、これも結構すごく思えます。